炎の演説であることは間違いないが・・・。環境活動家の方々の演説はこんなに激越なのか、と驚いている。如何にも憎々しげに大人を睨みつけているようで、共感よりも一種の恐怖心が湧いてきた。国連の「気候行動サミット」でスエーデンの16歳の高校生のグレタ・トゥンベリさんが読み上げた演説のことである。怒り以外の何物でもない。若い方々が本当にここまで怒りの声を上げているのだとしたら、大変である。私が目にしている日本の若者の間には、そこまでの怒りは認められない。日本の若者が鈍感なのか、それともグレタ・トゥンベルさんが特別なのか。