突き放した方がよほどいいのだが・・ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私は、総理夫人の安倍昭恵さんには政治の表舞台で活躍してもらった方がよかったのではないかと思っている。

安倍昭恵さんやその周辺におられる社会的発言力がある女性の方々が議員会館で集会を開き、国が進めようとしている「高過ぎる防潮堤」の建設方針について異議を述べたことがある。
総理夫人が呼び掛け人になっておられるということで、私もその集会に参加したのだが、実に見事な集会で、私などは、お、やるもんだ、結構、結構、と思わずエールを送ったものだ。

安倍昭恵さんには、既成の価値観やルールに捉われないで国民の声に真摯に耳を傾け、いいと思ったらすぐ行動に移す実行力がある。
こういう人こそ、政治の第一線で活躍してもらうのがいい。

安倍昭恵さんは、間違いなく日本の明日を担う女性のリーダーの一人だ、というのが当時の私の率直な感想だった。

今は、諸悪の根源のように見做され、皆さんから腫れ物に触るような扱いを受けてしまっているが、安倍昭恵さんをあらゆる軛から早く解放してあげるのがいいはずだ、と思っている。
森友学園問題で財務省も官邸も大変な事態に追い込まれてしまったが、これは官邸や財務省が総理夫人に対して腫れ物に触るような扱いをしてしまったための間違い。
安倍昭恵さんの存在を隠そうとした、あるいは出来るだけ小さく見せようとしたための間違いで、最初から安倍昭恵さんに本当のことを語らせておけば、こんなに大事にならなくて済んだのに、と思わないでもない。

今からでも、遅くない。

総理夫人の安倍昭恵さんに存分に語らせることである。

安倍総理に起死回生の一手が残っているとしたら、それしかないだろう、というのが現時点での私の見立てである。