小池さんが登場しない場でどれだけ聴衆を引き付ける力があるか、ということが問われている。
小池さんだったら大勢の人が集まるだろうが、小池さんがいないところで演説して、おっ、結構いいじゃないか、と耳を澄まして続きを聞いてくれる人が何人いるか。
まずは、演説力を磨かれることだ。
小池政治塾に通った程度では聴衆の心を鷲掴みにするような演説はとても出来ないだろうから、とにかく今は街頭に出て演説の練習をすることだ。
小池さんは、テレビで見ても、街頭演説の場所で聞いても、しっかりと聴衆の心にアピールするような話が出来る。
小池さんは絵になる人である。
絵になるような話が出来るから、結局はテレビによく登場する。
普通の人には無理な話である。
皆さんの演説力を磨かないと、とてもテレビでは取り上げてもらえない。
目下のところ、自民党の候補予定者の方が都民ファーストの候補者よりもより多くの支持を獲得しそうな勢いだが、小池さんが馬力を出してくるとあっという間に形勢が逆転していくはずである。
小池さんの前では、さすがの自民党都連のドンの影が薄くなるのは止むを得ない。
ドンに担がれた人が少々気の毒だ。
小池さんには、目下のところとても及びがつかないようである。
まずは、演説力を磨くことですね。
そう申し上げておく。
もっとも、小池さんでも自分の陣営の候補者全員を当選させるまでの力はない。
100人力ではあっても、100万馬力ではない。
選挙は、結局は自分の力で戦うしかない。
小池さんを当てにすべからず。
そうも申し上げておく。