そろそろ森友学園問題に決着を付ける時 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

国会や大阪府議会でいつまで森友学園問題を引っ張ることが出来るだろうか、ということを考えている。
いずれは刑事問題に発展することが必至な事案だから、皆さんに与えられた時間は限られていますよ、と申し上げておいた方がよさそうだ。

何だか中途半端だな、という感じが拭えないだろうが、刑事の問題になってしまえば国会議員の方々や府議会議員の方々が関与できる部分は殆どなくなってしまう。
そろそろ幕の引き方を検討された方がいいでしょうね、というところだ。

参議院の予算委員会では会計検査院に対して調査の要求をされたようだから、会計検査院に4月の第一週くらいに中間報告を求めては如何だろうか。
詳細な報告は6月くらいにならないと出てこないかも知れないが、これだけ世間を騒がせている問題について国会の審議が尻切れトンボで終わってしまったら、国会は何をやっているのか、ということになる。

森友学園問題は、大方の国民の納得が得られればそこで終わるような問題である。
どこかの段階で総理夫人が公式に会見を開かなければとても収まらないだろうが、だからと言って総理の辞任に繋がったり、政局になるような話ではない。

総理が進退窮まるような事態にでもなれば別だが、国会を解散して国民に信を問うような問題ではない。
バタバタしないことである。