不愉快な気持ちを越年させないための工夫あれこれ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

煩いごとは、長引かせないことが大事である。

オリンピック競技会場を引き受けた東京都以外の自治体の長が揃って、オリンピック組織委員会や国、東京都に対し仮設会場の建設費について本則通りオリンピック組織委員会の負担とするよう申し入れをしたというのは、それぞれの自治体としては当然のことだと思う。

小池さんに肩入れする気持ちにはいささかも変わりがないが、しかし約束は約束。
結果的に騙し討ちみたいなことになってはいけない。
前任者がやったことだと言っても、東京都として正式に申し入れたのであれば、どうしても小池さんはその約束に縛られてしまう。

何だか当初の見込みや見積もりがいい加減で甘過ぎたようだなあ、小池さんが気の毒だなあ、と思わないでもないが、ここは何としても早急に決着を付けた方がいい。

新年はなるべく皆さん、すっきりとした表情で迎えていただきたいものだ。
何も結論を出さないで年が明けると、周辺の知事の渋面がちらついて、皆さん、不愉快になるのは必至である。

要望書を提出した後の記者会見がどうにも拙かったようだ。
一人の不機嫌は、結構周りに伝染する。
記者会見で自分の不機嫌を露わにした人は満足だろうが、残るのはその様子を見た一般の方々の不機嫌や不満足だろう。

一旦不愉快な気持ちになってしまうと、なかなか心は癒されない。

自民党と公明党の間にミシン目が入ったようだ、と書いておいたが、どうやら民進党と共産党の間にもミシン目が入ったようである。
民進党の中でもミシン目が入っている。

何だか、皆さん不機嫌である。
今のまま何もしないでいると、皆さん、この正月はずっと不機嫌なまま過ごさなければならなくなる。

まるで、SMAPである。
何とかする方法があるのであれば、是非何とかしていただきたい。