まだ行き詰ってもいないのに、どうしても行き詰っているかのようにしたい人たち | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

減給処分を受けた幹部の方々の擁護を買って出られたのだろうが、ご本人たちが自分たちには何の非もない、何の根拠もない違法な懲戒処分だと胸を張って言われるのだったら、どんどん不服申立てをされればいい。
最後は取消訴訟という手もある。

蛇の生殺しのようにいつまでもネチネチ責められるよりはあっさり結論を出してもらって新しい年はスッキリした気持ちで迎えたいのが普通の人の感覚である。

あまりに周りが騒ぐといつまでも忘れてもらえなくなり、場合によっては週刊誌や夕刊紙の時の人になってしまうことがあるから、ご本人から特に依頼を受けておられないのであればそっとしておくのが一番いいだろうと思っている。
まあ、私がこんなことを書くと話が大きくなってしまうからご本人たちには迷惑かも知れないなと思いながら、しかし、周りの方が余りにも騒いでご本人たちが引くに引けなくなっても困るだろうから、今のうちにちょっと水を掛けておく。

まあ実際にその場にならないと分からないのだが、一応地方公務員の身分や給与、懲戒処分に関わってきた経験のある者の一人としては、不服申立てや取消訴訟はなかなか通らないだろうし、何か係争案件を抱えてしまうと普通の人はあれこれ煩いごとが増え、悪くすると病の床に伏してしまうようなこともあるから、関係の無い方は余計な口出しをしない方がいいことが多い。

小池さんが如何にも行き詰っているかのように言われる人がおられるが、まだそこまでは行っていない。
いつかは立ち止まらざるを得ない時がくるだろうが、今は小池攻勢が始まったばかりの時で、本番はこれからである。

慌てない方がいい。

小池さんは普通の人よりも遥かに強かで、しなやかである。