離党勧告・停止条件付除名処分の撤回を峻拒する都連幹部は、歴史に悪名を残す? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

自民党都連幹部が昨日協議したが、結局は7人の侍に対する離党勧告・停止条件付除名処分の不変更を主張する人が多数で、結論が先送りになった、という報道を読んだところである。

この段階でこんなにグズグズしているのでは、自民党都連の体質は基本的に変わっていない、と言わざるを得ない。
どうしようもないな、というところである。

まだ結論を出すのは早いとは思うが、7人の侍の方々はこういう報道を受けてどんな結論を出されるだろうか。

どんな結論を出されたとしても、私は7人の侍の側に付くつもりである。

自民党は、多分これで有権者の支持を相当失う。
一般の有権者から見れば、自民党東京都連は相変わらずですね、ということになる。

ここまで来ると、離党勧告・停止条件付除名処分の不変更を主張している都連幹部を更迭するくらいのことをしないと、いくら党本部が融和路線を唱えても7人の侍の心を開くことは出来ないだろう。

まあ、自民党東京都連の幹部の中には、赤穂浪士の切腹を強硬に主張した荻生徂徠のような漢学者、秩序維持優先派、守旧派の人たちが多いということだろう。
彼らの立場から見ればそれなりの正論なのだが、如何にも政治的センスに欠けている。

自民党の執行部や官邸は、さぞかし今頃頭を抱えているのではないだろうか。

まあ、どう転んでも私には大して影響はないのだが。