さて、解散風は止むか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

いくらか目くらましのようなことがあるかも知れないが、新潟県知事選挙の結果くらいでは衆議院の解散・総選挙のスケジュールの撤回や見直しはないと思っておいた方がいい。

どんなことがあっても来年の都議会議員選挙の前に衆議院の解散・総選挙がある。
来年の予算案の審議や各自治体の予算案の承認等の手続きに出来るだけ支障がないようにするためには、出来るだけ前倒したくなる。

今選挙の準備が出来ていない人は、半年、一年経ってもそう変わらない。
落ちる人は落ちるべくして落ちるだろうし、そのあたりのことは十分に計算に入っているはずだ。
新潟県知事選挙の結果は、各陣営のいい引き締め材料になる程度のことであって、自民党の候補が危なそうだから解散はなしよ、ということにはならない。

民進党と共産党の選挙協力は進むだろうが、だからと言って民進党と共産党が一枚岩になることはない。
共産党が一方的に譲るだけである。

もっとも、選挙が終わって民進党の凋落が明らかになると、いずれ譲るのは民進党の方だ、ということにもなりかねない。

備えても大勢に影響はないのかも知れないが、まあ、ここはやはり、皆さん、それぞれに備えておいた方がいいだろう。