そう、こういう仲間を増やしたかった。
今日のビヨンドXプロジェクト全体会議に3人の地方議員の方が出席してくれた。
一人は私の地元の朝霞市議1期目の津覇さん、もう一人が新宿区区議5期目の野頭さん、最後の一人が目黒区議1期目の小沢さんである。
皆さん、保守系無所属である。
小沢さんは昨年目黒区区議会議員選挙に初挑戦して当選し、今年の4月大学に進学し、今大学1年生というのだから異色の経歴の人である。
学びながら政治に携わっている、というのが実に面白い。
ご自分の未熟さを自覚して、今は先人から何でも学ぼうとしているから、実に謙虚であり、しかも人との間に一切垣根を築いていないのがいい。
津覇さんは二回目の挑戦で朝霞市の市議会議員になった若者だが、最初の挑戦で敗れた後、4年間愚直に地元で活動してきた人だから、どこにも尊大なところがない。
自分は地元の便利屋だと思っています、ドブ板に徹します、と宣言しているくらいだから、本当に毎日地元の小間使いのようによく動き、よく働いている。
野頭さんは、地方議会に挑戦しようとしている保守系無所属の若い候補者を応援しようと志して独特のネットワークを構築してきた人だ。
野頭さんのお蔭で地方議員に当選した若者が何人もいる。
私も各級の選挙を沢山見てきているが、国政選挙と地方議員の選挙では質量とも違う。
見るのとやるのとは大違いで、そういう意味では、私は地方議員の選挙の実際は実はあまり知らない、と言っておいた方がいいかも知れない。
やはり経験者から学ぶのがいい。
どこの組織にも属さないで地方議会の選挙に挑戦しようとする若い方々には、野頭さんの様な存在は実にありがたいはずである。
選挙の実際を知らない人が政治塾を開いても、大して役に立たないだろうと思っている。
小手先の選挙戦術や演説術などを学んでも大して役に立たないだろうが、最低限選挙運動のマナーや常識ぐらいは教わっていた方がいい。
実はそのあたりの微妙なことを教えてくれる人は殆どいない。
全体が分かっている人などどこにもいない、と言っていいくらいだ。
それでも、実際に選挙を戦ったことがある人は、自分が経験したことはよく分かっている。
その限りで、選挙の経験者から学ぶことは沢山ある。
本当のことは滅多に教えてもらえないかも知れないが、気心が知れてくると案外先人は本当のことを教えてくれるものだ。
今日の3人を含めて、私の周りにはいざという時に頼りになれそうな人が増えてきた。
この力を活かさない手はないな、と思っている。
次回のビヨンドXプロジェクト全体会議は、10月15日(土)午後1時から要町の事務所で開催する。
関心のある方は、是非ご参加いただきたい。
上手くすれば、選挙の教室が再開できる。