念のため。蓮舫さんの衆議院への鞍替えは、5、6年後でいいでしょう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

蓮舫さんに衆議院への鞍替えを求める声が上がっているのことは聞き及んでいるが、まあ、泥船だと思って、今はじっとしているのがいい。

いくら目を凝らして見ても、民進党が政権に就く日は見えてこない。
ひょっとすると共産党の後塵を拝することもあるぞ、と思うくらいだから、蓮舫さんは参議院議員の自分が総理の座に就くなどということは考えなくていい。

私は、来年の1月に通常国会の冒頭解散あり、と読んでいるが、民進党の皆さんがどんなに逆立ちしても、今の時点で民進党が政権の座に就くことはないと思っている。
自民党は今が一番強く、民進党は今が一番弱い。

まあ、負ける選挙に自分の政治生命を賭けることはない。

共産党との選挙協力を求める声が大きくなるだろうが、共産党は選挙協力をしなくても小選挙区の候補者を大幅に絞り込むはずだから、蓮舫さんは淡々と衆議院の解散・総選挙に臨むことだ。
菅さんの後継を狙って衆議院選挙に出馬しても、来年の1月ではまず勝てる見込みがない。

負ける選挙を戦わざるを得ない人たちには気の毒だと言わざるを得ないが、時の流れに勝つことは難しい。

来年1月の通常国会冒頭解散がなければ、ラッキーでしたね、と言うことになるが、どんな場合でも最悪のことを考え、最悪の事態に備えることが肝腎である。
蓮舫さんが自ら衆議院に転出しようとすると、あちこちから火の手が上がり、結局誰の応援も出来ない状態になるかも知れないから、そういう危ないことは、今は止めておいた方がいい。

皮肉が大分混じっていると思われるだろうが、本当のことである。