スマートニュースに登場することは、いいことか悪いことか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私はごく当たり前のことを真面目に書いているつもりだが、読み手の皆さんは色々こねくり回して裏読みや行間読みをされるようだ。

まあ、皆さんにとって関心がありそうだな、と思うことを私の立場でサラッと書いておいたので、話題提供の一つぐらいにはなったのだろう。
私が自分のブログに書いたことをブロゴスが転載してくれるものだから、多くの方々の目に留まり、結構多くの方が意見を開陳されるようになる。
自由な言論の空間、意見交換の場を作りたいと願ってきたから、目下のところはそこそこの成果を挙げつつあるというところか。

小林よしのり氏はしばしば暴言を吐かれるが、暴言は小林さんの一発芸、瞬間芸のようなもので、暴言部分を大幅に割り引いたり、より普通の紳士的な表現に置き換えて読むと、それなりに聞かせどころの多い、本質を突いた鋭い問題提起だということがある。
小林さんの所論に諸手を挙げて賛同するようなことは滅多にないが、傾聴はすべきだろうと思っている。

昨日は私のブログで小林さんの明らかに行き過ぎた表現に苦言を呈させていただいたが、私と同じような思いを抱かれた方が多かったのか、ブロゴスに転載された私の記事に100以上のコメントが寄せられていることを知った。

小林さんはどうやら読者の方からのコメントを拒絶されているようで、ブロゴスに小林さんの意見が掲載されても読者の方々が意見表明される場が用意されていないようである。
一方的な意見の垂れ流し状態になっている、ということでブロゴスの読者の間にはフラストレーションが溜まっていたようである。
私が小林さんに対して苦言を呈したら、私の記事のコメント欄に読者の方々から一斉にコメントが寄せられた。

インターネット世界の世論形成は、どうやらこうしたコメント欄での意見開陳で行われるようである。
新聞で読む有識者の意見よりも面白い。
コメントを寄せられる方々の見識の高さが窺われるような説得力のある貴重な意見が相次いでいる。

いいことだなあ、と思っている。
様々な立場におられる方々がこうやって自由に意見交換されていけば、いずれはそこから何らかの合意なり共通認識が得られるようになるだろう。

よかった、よかった、と思っていたら、今日はびっくりするような出来事があった。
ガラケーからスマートフォンに切り替えていたからこその発見である。

私のスマートフォンにはいくつかのニュースお纏めサイトからニュースが配信されるようになっている。
スマートニュースの政治面に、私の名前が大きく載っていた。
「早川という国語力ゼロのエセ法律家」とタイトルにある。

これ、なあに。

小林よしのり氏の、私の昨日の苦言に対するお返しの一文である。

タイトルは相変わらずだが、中身はまともなのであえて私から反論する必要はないが、こんな風に段々私のブログ記事が波紋を広げているようだ。
実に面白い。

今日のスマートニュースには、民進党の代表選挙についての私の論稿も掲載されていた。

誰からも相手にされないのは寂しいことだから、私にとって悪いことではない。
へー、驚いた、ととりあえず言っておこう。