負けた時にどう挨拶するのがいいか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

まあ、不徳の致すところ、と言いたいだろうが、そういうありきたりの言葉は使わない方がいい。

どんな場合も、感謝、感謝の一言である。
自分の選挙のためにこれだけの人が集まってくれて、全身全霊を掛けて出来る限りの応援をしてくれた、ということを思うと胸が一杯になって、言葉が出て来なくなっも不思議ではない。

自分一人では絶対にこれだけの選挙戦は戦えなかったと思えば、ありがとうございました、の一言しかないはずである。
遠くから見ていて、皆さん、実に一生懸命動いていた。
やれることは全部やってきたのだから、悔いはないはずである。

真面目な人たちが多くてよかったな、と思っている。

負けには負けるだけの理由があり、勝ちには勝つだけの理由があるというのは正しい。
選挙の審判というのはこういうものである。
負けたからと言って死ぬようなことがないのが、日本の選挙である。

こういう大きな選挙を、思う存分戦わせていただきました。
悔いはありません。
楽しく最後まで戦うことが出来ました、と挨拶出来るように心身を清めておかれるのがいい。

戦いの後に爽やかな一陣の風が吹くように心掛けられることだ。
誰を恨むこともない。
すべては、自分が選んだ道。
自分自身がこの道を選んだのだから、たとえ自分が思い描いた通りの結果にならなくても納得できるはずである。

候補者本人は当然だが、敗れた候補者を応援した方々もそうである。
あっけらかんとしているのがいい。
誰に詫びるのでもなく、誰を恨むのでもなく、あるのはすべての人に対する感謝である。

そういう選挙に、是非、皆さんしていただきたい。
一人の犠牲者も一人の病人も出さないことだ。
後始末が大変だろうが、くれぐれも最後までクリーンにすることである。

くれぐれも責任の押し付け合いをされないように。

2日ほど早いが、今のうちに大事なことを書いておく。