壮絶なネガティブキャンペーン競争化した東京都知事選挙 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

本格的なインターネット選挙運動時代に突入した証拠だろうと思うが、ここに来て壮絶なネガティブキャンペーン競争が始まった。

大勢が決まってしまっている今からでは遅過ぎると思うが、ずいぶん見苦しい戦いに様相が一変してしまった。
どこまで功を奏するのか分からないが、候補者本人をそっちのけにしての戦いになったことは間違いない。

とうとう音喜多さんまでターゲットになってしまったようだ。

まさにこれから大きく羽ばたこうとしている将来性のある若者をこんなことで狙い撃ちにしなくてもいいだろうと思うが、都知事選挙の候補者に関わりそうなことだったら今のうちに何でも書いてしまおう、ぐらいな勢いで書いている。
どうしても記事にするのなら、少なくともそれぞれの候補者の選挙運動に影響を及ぼさないような時期を選んで書けばいいものを、わざわざ投票日の数日前という微妙な時期を狙って書いている。

まあ、それだけ音喜多さんがマスコミ界の寵児になり始めた、一般の国民に対する認知度、知名度が高くなった、ということだろうから、政治家音喜多さんが次のステップに上っていくためのどうしても通らざるを得ない一つの関門なんだろう。

あることないことを書かれてしまうご本人には気の毒だが、公人になった以上はある程度受け止めていかざるを得ない。
我慢しろとか、堪えろなどとは言わないが、絶対に逃げないことである。
敵に後ろを見せるのが、一番いけない。
まあ、この辺りのことはご本人が十分ご承知のようで、早速ご自分のブログで事の経過を書かれているので安心して見ている。

それにしても、今回の東京都知事選挙は異様である。

激しい選挙の場合はしばしば怪文書が出回るものだが、この都知事選挙の場合は週刊誌がその役割を引き受けている。

ずいぶん汚い選挙の様相を呈し始めたが、候補者ご本人は、皆さん最後まで正々堂々とした選挙戦を展開していただきたい。

場外乱闘で喜ぶのはプロレスのフアンぐらいなもので、見苦しい戦いを見せつけられると心ある人は引いてしまう。
誰が糸を引いているのか知らないが、東京都政や都議会の改革はやはり大なり小なり必要なようである。

いやはや。