選挙をお祭りにまで高めることが出来たら最高 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

手作り選挙の良さが現れてきているようだ。

既に先般の参議院選挙でその兆しが表れていたのだが、選挙フェスタと呼ぶにふさわしい現象が小池陣営には見られる。

アメリカの大統領選挙などでは大統領選挙に立候補する候補者が自ら巨額の選挙資金を拠出したり、様々な支援者からの献金を求めて選挙のスタッフを集めたり、様々な選挙グッズを作成したりするものだが、どこからも組織的支援がなく、いわば孤立無援状態で選挙戦に突入したと言われている小池陣営ではボランティアの方々が駆けつけてきて、少しづつ選挙らしい選挙戦を戦う態勢が出来ているようである。

選挙運動に従事する人たちの士気を鼓舞するような応援歌が出来ればいいな、と誰しも思われるだろうが、普通は思っても誰も実行しない。

ところが、小池さんを応援したいと思って、ボランティアの方が小池さんを応援する応援歌を作っておられるということを知った。
小池さんの前向きなところをよく捉えた、実に元気が出る応援歌である。

誰からも頼まれてもいないのに応援歌を作るところが凄い。
小池さんを応援することで、多分ご自分も元気が出、勇気が湧いてきているはずだ。

ああ、小池さんを応援されておられる方々は、どうやら選挙を楽しまれているな。

普通は、選挙は苦しいものである。
しかし、苦しい選挙を楽しいものに変えることが出来れば、その段階で選挙はお祭りと同様のものになる。

政治はまつりごと(まあ、漢字では政、祀りごとと書くところだが、ここは言葉の遊びということで。)と言われている。
本当に、祭りごとになっているのだとすれば、小池さんの陣営は今、最高の選挙をやっていることになる。

大したものである。
みんなで手作りした選挙が、目の前にある。

みんなで神輿を担いでいるから、担いでいる人も見ている人もそれぞれに楽しいはずである。

私も、こういう選挙をしてみたかった。