まあ、どなたでもいいのだが、そろそろ次の都知事候補を探しておいた方がいいだろう。
法律的に問題があるかないか、ということはさておいて、どうも舛添さんでは持たないような気がする。
不思議なもので、問題を抱えた人の顔つきは悪くなる。
笑顔が消えて、如何にも険呑、陰険そのものの悪相になってしまう。
万事他人の顔で判断するのはよくないが、顔の表情で人の健康状態や精神状態がある程度分かってしまうのは仕方がない。
善人は大抵善人の顔をしており、そうでない人はそれなりの顔をしている。
怒った顔ばかり見せていると、段々その人の顔がきつくなる。
笑顔が出なくなった人の顔は大体きつい。
きつい顔の人の周りには段々人が集まらなくなる。
政治の世界で人の上に立とうとする人は絶対に笑顔を失ってはならない。
舛添さんは段々笑顔を失ってきているようである。
笑っていても、どうも素直な笑いではない。
マスコミの前に出る時も、額に青筋が見えるような気がする。
あれこれまくし立てているが、説得力が乏しい。
結局は主観の問題で、水掛け論で終わってしまうのだろうが、次の選挙に出るのは難しくなる。
新たな候補者を探しておいた方がどうもよさそうだ。
今更猪瀬氏の名前を挙げるのはどうかしらと思うが、私の見るところ舛添さんよりはいい。
猪瀬氏ではどうも、と思う人が多いようであれば、だれか適当な人を探さなければならない。
知名度のない人よりは知名度のある人の方がいい。
行政の長の経験のない人よりも経験のある人の方がいい。
湯水のように東京都のお金を遣う人よりも遣いそうもない人の方がいい。
力のない人よりも力のある人の方がいい。
政策が曖昧で万事よきに計らえ、のお殿様よりも、政策が明白でやる気十分の人の方がいい。
あれやこれや考えて、思いついた人の名前はただ一つ。
橋下徹氏である。
国政に出るつもりは完全に失せているだろうが、都知事だったら分からない。
大阪府知事や大阪市長の経験を活かすことが出来る。
役人の世界に根強く蔓延っている前例踏襲主義や情報隠蔽体質、難しいことは何でも先送り主義を一掃するのには、橋下氏ぐらいの腕力が必要になる。
まだ橋下氏を求める声は上がっていないようだから、私が先鞭をつけておく。
次の都知事には、橋下徹氏を。
まあ、そう呼ばわっているだけだったら誰にも迷惑にならないだろう。