お殿様をお世話している事務方の人をあまり追い詰めない方が・・・ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

あ、ちょっと弱い者苛めになってしまうな。

音喜多さんの記事を読んで、本当のことを言えない事務方のご苦労を少しは察してあげた方がいいだろう、事務方をこんな形で追い詰めない方がいい、音喜多さんのブログは既にちょっとした迫撃砲くらいの威力を持っているのだから、弱い人に向けてはやたらに発射しない方がいいだろう、音喜多さんの問題提起は的を射ていると思うが、事務方の人たちをターゲットにするのはよくない、早々にこの問題の切り口を考え直した方がいい。

そう思ったので、取り急ぎこの記事を書いておく。

都知事の公用車利用状況がいずれ大きな政治問題化するという認識が既に事務方にはあったのだと思う。
いくら都会議員からの問い合わせであっても迂闊な答えが出来ない、ここは問い合わせの内容をよく吟味し、慎重に対応すべきである、という共通認識が事務局の間で出来ていたのだと思う。

電話で聞かれて、すぐその電話で担当者が即答できるような問題ではなさそうだ。
軽くあしらわれてしまった、などと思ってしまうとつい怒りたくなるだろうが、ここで都議会議員が居丈高になってしまったのでは話が変な方に行ってしまう。

ここは、一息入れるところである。

立場上本当の答えが言えない、実に弱い事務局の方々の気持ちを思いやって、別の切り口からこの問題の追及を始められるのがいい。
既にそういう作業に取り掛かられている同僚の都議会議員もおられるようだ。

切れ味が鋭いのはいいが、弱い者苛めにならないようにする配慮がどうしても必要である。

それにしても、東京都知事が毎週のように温泉地にある自分の別荘に行く、というのは異常である。
公用車を使うのなら都内にある自宅まで、ぐらいの慎ましさ、謙虚さが求められていると思うが、なんだか舛添氏は自分が王侯貴族か大金持ちになったかのような振舞いをしている。

それ、みんな都民の税金で賄っているのでしょう?
何か勘違いされていませんか?

およそ庶民の感覚とはかけ離れている舛添氏の言動を見ていると、これで本当に大丈夫なのか、心配になる。