自民党の人たちも公明党の人たちもそろそろ後悔してもいい頃だ。
この期に及んで何の反省もない、ということになると自民党も公明党もよほど鈍感だということになる。
都知事に就任してからどんな成果を挙げているのだろうか、と思って眺めているが、都知事就任からこれまでの2年間で舛添氏が表舞台に現れたのは大体が東京オリンピックの問題と頻繁な外遊である。
東京オリンピックは東京が誘致したのだから、それなりに成果を収めてもらわないと困るが、今のところ舛添氏の得点になりそうなことは見当たらない。
どちらかというとオリンピックのマイナス面が浮き彫りになっており、東京都知事の舛添氏もあまりプラスのイメージでもって登場することはない。
猪瀬氏よりもなんだか暗い。
もっとちゃんとした仕事をする人だったはずなのに、最近はパッとしない。
パッとしないという以上に、段々印象が悪くなっている。
まだ就任から2年しか経っていないというのに、もういい加減に退任したらいいだろうに、というウンザリ感が漂い始めている。
妙に鼻っ柱だけ強いのが気にかかる。
どこの誰が舛添氏を支持しているのだろうか、とあたりを見渡しているのだが、私の見る限り熱狂的な舛添フアンはどこにもいそうにない。
聞こえるのは、舛添氏は自分を何様と思っているのだろうか、という批判の声ばかりである。
おそらくご本人にはそういう声は届いていないのだろうが、誰かが本当の都民の声をご本人に届けて上げる必要がある。
ああ、裸の王様だ。
舛添氏を見ていると、そんな印象である。
いくら外遊好きとは言っても、少々度が過ぎている。
都知事が外遊して東京都にどんなメリットがあるのか、私にはよく分からない。
何だか一人、贅沢三昧、外国で遊び呆けているように見えてしまう。
誰もご本人を窘めるようなことはしないのだろうか。
東京都議会の自民党や公明党の人たちもそろそろ声を上げないと、都議会議員は何をやっているのか、と都民から突き上げを食らうことになりそうである。
本当に、そんなことで大丈夫なのかしら。
次に槍玉に上がりそうなのは、どうやら東京都のようである。