縁の下の力持ちにも生活がある | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ボランティア活動は尊いが、しかし無償のボランティアを期待されても困る。

世の中には、隠れた偉人がおられる。
まさに縁の下の力持ちである。
縁の下におられるから、普通の人は気が付かない。

そういう方々は、自分からここにいるよ、などと名乗りを上げない。
名乗りを上げるためには自分の持ち場を離れなければならなくなるから、自分の役割に忠実な縁の下の力持ちさんはずっと縁の下にいる。

縁の下にいるから放っておけばいいかと言うと、そうはいかない。
やはり、縁の下の力持ちの皆さんにも生活がある。
縁の下の力持ちさんの生活が成り立つようにしなければ、いつまでも縁の下の力持ちを続けることは出来ない。

私自身は、縁の下の力持ちではない。
どちらかと言うと、あそこに縁の下の力持ちさんがいる、こちらにも縁の下の力持ちさんがいる、と騒ぎ立てるような存在である。
縁の下の力持ちさんを見つけて、その縁の下の力持ちさんの役割を肩代わりするようなことはしないし、しようとしても出来ない。

私が出来るのは、そこに縁の下の力持ちさんがいることを周りの方にお知らせして、縁の下の力持ちさんが縁の下の力持ちの役割を続けられるように縁の下の力持ちさんの生活をみんなで支えるように呼びかける程度のことである。

どんないいことでも、採算の取れない事業の継続を強いるようなことはしない。
しっかりした事業計画を立て、しかも十分収支が償うようにしてもらいたいと思っている。

事業を推進するのは、あくまで縁の下の力持ちさんである。

私にそこまで期待されても、残念ながら私にはそういう才覚はない。
私が出来るのは、せいぜいが弁護士としての仕事ぐらいであって、それ以上のことを期待されてもまず、役に立たない。

悪しからず。