やっぱり来年は衆参同日選挙だろう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ここまで来ると、もう鬼は笑わない。
むしろ何も備えをしていない人が笑われる。

来年の衆参同日選挙は、どう見ても必至である。

小泉総理ほどではないが、現在の安倍自民党は如何にも選挙に強そうに見える。
共産党や小沢氏がいくら野党選挙協力や野党統一候補を訴えても、民主党や維新の党、おおさか維新の会等がこれに乗るはずはない。

徒に時を浪費するだけに終わりそうだ。

民主党などは、「右」往「左」往しそうだ、と酷評されているが、細野氏も前原氏も結局動けないまま新しい年を迎える。
年が明けてから自分たちの旗を掲げようとしても、もう遅いよ、と言われてお終いだ。

蛮勇を振るう勇気がある者にしか、今の閉塞状況を突破する力は発揮出来ない。
維新の党もおおさか維新の会も結局はゴタゴタの収束が出来ず、次のステップに向かう推進力を獲得出来ない。

自民党としては、公明党の協力なくしては十分の選挙態勢を組むことが出来にくくなっているのだが、どうやら公明党も衆参同日選挙に理解を示しているようだ。

安倍自民党が本当に憲法改正の発議を行うつもりがあるのなら、自民党の勝利がほぼ確定的な今を逃すはずがない。

私は、不信任決議に拠らない、解散権の恣意的行使による衆議院の解散には消極なのだが、解散権が行使されると現実にはこれを止める方法が用意されていない。
使えるものはなんでも使う、やれることは何でもやる、というのが、今の安倍自民党のようだから、公明党が反対しなければ衆議院を解散してしまうだろうと思っている。

まあ、私の予想や予感が外れても何の害もないだろうから、あえて皆さんに申し上げておく。

衆参同日選挙に備えよ。