自尊と自虐 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私には自虐の趣味はない。
どちらかと言うと、いつも胸を張って前を向いて歩きたいタイプである。

だからと言って、腹を突き出し、手を左右に振り回して周りの人の迷惑を考えないで傍若無人に歩き回るようなことはしたくない。

それなりのプライドを持っているが、過剰にこれを振り回すこともないし、かと言ってことさらに卑屈に振舞うこともない。

鳩山由紀夫元総理が、ソウル市内の西大門刑務所跡地でひざまづいて韓国式の敬礼「クンジョル」をしたという映像を見たが、さて、これはどうだろうか。
如何にも土下座でもしたかのように映るが、ご本人にそこまでの気持ちがあったのかどうか。

まあ、韓国の人たちは日本の元総理がそこまでするのか、と歓迎するだろうが、私にはちょっとやり過ぎだったのではないか、という思いがある。
小泉さんならそこまでしないな。
細川さんもしないな。
安倍さんは金輪際しないな、と思う次第。

今日どの程度の談話を安倍総理が出すのか注目している。

ほどほどの談話であって欲しい。
自尊に過ぎるのは絶対によくないし、自虐に走るのも困る。
まあ、自虐の談話を安倍総理が出すはずもないことはよく承知しているが。