いつになってもこれでいい、これでお終い、とならないのが、私の人生である。
修業中、という看板を背負って一日、一日を過ごしているようなものである。
私の家族も同じようなものだ。
皆、修業中の看板を掲げている。
私の周りの若い人たちも同じである。
皆、修業中の看板を掲げている。
これでいいのだと思う。
どこまで行ってもこれでいい、これでお終いにはならない。
普通は、何らかの成果を出してからこれを楽しむものだが、私や私の家族、私の周りの若い人たちは修業そのものを楽しむ。
修業は、何らかの意味で苦労である。
修業を楽しむということは、すなわち苦労を楽しむということである。
苦労を楽しむことが出来る人ばかりだから、私の周りには幸せな人ばかりいる、ということになる。
修業だと思えば、失敗を恐れなくなる。
修業だと思えば、結果が不首尾に終わったからといって、自分を不幸だと思わなくなる。
能天気な人が揃っている、と言えばそのとおりなのだが、能天気な人はどんなマイナスもプラスに転換できる特殊な能力を持っているから、決して悪いことではない。
今回の選挙が不首尾に終わった人は、是非私の周りに集まってもらいたい。
きっといいことがあるはずだ。