やはり無視できない小沢一郎氏の存在 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

個人の新年会に50人もの国会議員(元職を含む。)を呼ぶことが出来るというのだから、やはり小沢一郎氏の力は侮れない。

毎年恒例の行事だからと言っても、新年の挨拶のために顔を出すというのはそれだけの吸引力が小沢氏にあるということだ。
野党の再編は必至だが、今の状況ではやはり小沢氏抜きでは話が進まない、ということだと覚悟した方がよさそうだ。

民主党の総裁選に名乗りを上げた人たちの新年の動静が殆ど報じられない。
官邸筋からの牽制でもあったのかしら、と思われるぐらいに民主党の代表選挙がお茶の間の話題になりにくくなっている。

新聞などは戦後70年の節目を迎えての戦後政治の総括特集になっている。
この調子では、民主党の代表選挙などコップの中の嵐以下になってしまう。
細野、WHO?
岡田、WHO?
長妻、WHO?

民主党の代表選挙を一種の国民運動にまで高めようとした民主党執行部の思惑が見事に外されてしまったようだ。
民主党の代表選挙よりも小沢氏の動きの方が注目される、というのは民主党の執行部にとっては皮肉なものだ。

やはり、小沢氏を欠いた民主党には迫力がない。
小沢氏の復権は望まないが、小沢氏の存在を無視しての非自民、反自民勢力の結集は難しいと言うことだろう。

まあ、事実は事実として認めておいた方がいい。