私にとっての2015年 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

例年であれば新年の抱負を語る時だが、未だその準備が出来ていない。

ひたすら今日を迎えられたことを感謝するのみである。
色々課題は山積しているが、今年はどうやら一つの大きな山を乗り越えそうだ、と感謝している。

もはや私の力で物を動かすことは出来ないから、若い方々に大きな荷を担ってもらわなければならない。
大きな荷を担ってくれる若者が一人でも増えてくれればいい、と思っている。

実にささやかな願いだと思うが、このささやかな願いでも実際に実現しようとすると結構大変である。
私の願いが結実するか、ということを目を瞠って見ている。

一つは、間違いなく結実すると信じている。

まずは、ビヨンドXプロジェクトの活動の中間的な総括になるような書籍の発行である。
1年越しの宿題だが、これを纏め切らないと次に進むことが出来ない。
ジリジリしながら、歯をギシギシ鳴らせながら、ただただ待っていた。

私のペースが大きく狂ってしまったことの一因は、ここにある。
まるで渋滞に嵌ってしまったようなものだ。
身動き出来ないもどかしさをずっと感じてきた。

先へ進めないときは、何をやっても駄目である。
車から降りても大して前へ進めない。
電車の中で走っても、電車が停まっていたのでは結局前へ進めない。

こういう時は、ひたすら目を瞑る。
目を瞑って、心を穏やかにする。
時を待つしかない。

今年は、いよいよ物事が動き出す時だと思う。
私が動くのではなく、周りが動く。
周りが動き出すのを黙って見て、ただニコニコしているのが今年の私の役割だろう。

毎年、誇大広告のような気宇壮大な新年の抱負を語って自分自身を鼓舞してきたが、さすがに今年はそれほど肩肘張った新年の抱負は語れない。

たった一人でも人を救い切れればいい。
たった一人でも将来を託すに足る若者を見出すことが出来ればいい。
たった一つでも自分が社会に貢献できたことを感得出来るような出来事があればいい。

ささやかな願いである。
しかし、そのささやかな願いでも実際に実現するには大変な努力が必要である。
2015年は、私にはそういう年になる。

さて、皆さんにとっての2015年は如何だろうか。