紛争解決の勘どころ12-勝ち過ぎない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

勝たなければならない勝負に負けるようでは、プロとは言えない。
しかし、負けて当然の争いに勝つのもあまり褒められたことではない。
負けないのはいいが、勝ち過ぎないことだ。
気をつけなければならないのは、負けるべき争いに勝って相手に恨みを残すことだ。
その時はよくても、いつかどこかで手痛いしっぺ返しを食うことがある。
どこかで無理をしてしまうからであろう。
無理をしなければ、相手も結構納得するものである。
ほどほどの解決策を目指すから、大抵のことは解決する。
まあ、簡単なことである。
しかし、どのあたりがほどほどなのかを知ることは、そう簡単なことではない。