主催団体が違うという弁明が一般化しはじめたようだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

〇〇後援会新年会、とか〇〇後援会新年会実行委員会、〇〇後援会新年会幹事会などという任意団体が成り立ち得るのか、という問題があるが、どうやら皆さん政治団体としての後援会の外に、各行事ごとの任意団体があるものとしての経理処理に殺到しそうな雲行きである。

政治団体と文化団体の経理を区別すべきでしょうね、という意味で「観劇会は政治活動か」と書いたのだが、どうやら私の意見を先取りしていた人たちがいたようだ。
まあ、方向性としてはそんなところだろうが、皆さん中途半端だからそういう任意団体の事務処理は全部政治団体である後援会でやっている。

こういう中途半端な任意団体はかえって偽装だ、所得隠しだ、隠蔽工作だ、などと新たな批判を招くことになるので、やるなら徹底的に別団体の事業のような外観を整えることだろう。
各事業、各会合ごとの収支報告をその都度して、余剰金は政治団体に寄付をするとか、不足金は誰が支払ったか明記するなどの措置も必要になるだろう。

どんなことをやるにしても透明性の確保だけは忘れないようにして欲しい。

自民党では各議員の経理担当者などを集めての講習会や研修会の開催などを検討しているようだが、この際他の政党も同じような取り組みを始めたらいい。
いいことは、どんどんやることだ。
ベテランも若手もない。
ベテランほど間違った経理処理をやっている可能性があるから、むしろベテランの事務所ほど経理体制の見直しを進める必要がありそうだ。

こういうことは頭だけで考えていてもダメで、やはり経験のある方々の話を聞くのがいい。
私のブログの読者の方が、次のように呟いていた。
こういう呟きも無視しない方がいい。

以下、引用:

「会費制でしたな。つうか、無料にすると誰も彼もを招待するハメになって秘書の負担が増えるってのが理由としてありましたよ。
無料なんかにしてしまうと招待する相手をどうするかや席次なんかで身動きとれなくなるし。

後援会の人が幹事になって議員を会費取って招待するって形だったので政治資金ですらなかったし。こういうのは小所帯だったからできたのかな?
一番いい形ではないかと思うんですけどね。新年会なんかだと。」