何をもって積極的平和主義と定義するか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

KADOKAWAとドワンゴの統合は出版業界の先行きをよく表している。

変化しなければ生き残れない時代が、ついそこにまで来ている。
さすがに時代を読める経営者は違う。

私たちもボヤボヤしていられないと思う。
変わるべき時に変われないでいると、時代に取り残されていく。

私は、私なりに変わったと思っている。
大した成果が上がっているわけではないが、それでも時代の流れはフォローしているつもりだ。

若い方々に思いっきり羽ばたいていただくために、私自身は、若い方々の働き場を奪うような無理筋なことはしない。
力のある人は、思いっ切りその力を発揮すればいい。
私は、若い方々の応援団の一人である。

しかし、思いっ切り羽を伸ばすがいいと言っても、間違った方向に羽を伸ばされても困る。
周りの人に迷惑をかけることだったら、止めてもらわなければならない。

安倍内閣の積極的平和主義の謳い文句はいいが、日本の実力不相応の積極的外交や世界の警察官の役割肩代わりは、時によって日本に災厄を齎す要因となる。
急激な人口減少時代を迎えている日本は、客観的に言えば国としては縮んで行かざるを得ない。

積極的平和主義は、日本が国際社会の平和維持、秩序維持活動に積極的に関与していこうという意欲の現れとして打ち出されているのだろうから、人も金も出す、ということだろう。
人も金も出せば、確かにみんな喜ぶ。
しかし、どこに、人がいるのか。
どこに、金があるのか。

そういうことを見極めないで、ただリップサービスだけの積極的平和主義は成り立たないはずである。

10年後、20年後、30年後の日本を見据えて、地に足がついた施策を着実に実施していただきたい。
まあ、官邸には知恵者がいるから余り無理はしないだろう、と期待はしているが・・・。


弁護士早川忠孝の雑来帳「ザッツライッ」

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