支援者の選挙運動 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ネットで本当のことを呟く人が多くなったので、皆さん注意された方がいい。

それぞれの陣営で実際どういう選挙運動をしていたかを事細かく書き込む人は、正直で人間的に信頼のできるいい人なのだが、実はそういう正直でいい人が選対では一番危ない人になる。

素人の人には滅多矢鱈選挙の手伝いをさせてはならない、という基本を護らなかった陣営がどうもありそうである。
熱心な人ほど危ないことをやってしまう。
純真な人ほど危ない。

今回の都知事選挙ではどの陣営からも一人も選挙違反者を出さないように、と願ってきたが、そうは上手く行かなかったらしい。

どの陣営からとは言わないが、大量のポスティングをやったという報告が上がってきた。
どんな文書か分からないが、選挙用文書の配布には枚数制限や配布場所の制限があり、大体各選対がやってしまうのが違法文書のポスティングである。
ポスティングの現場を押さえられては拙いから、大抵は夜間、誰にも見つからないようにサッと投げ入れて現場から立ち去る。
挙動不審者と間違えられたら大事になるから、誰かに後を付けられていないか確認しながらポスティングをする。

要するに捕まらないから助かっているだけで、やっていること自体は公職選挙法違反になってしまうようなことが多い。

そういう基本的なことを誰も教えないで、それぞれが自分勝手に選挙運動をやってしまうのが素人選対の危ないところだ。
怪我と弁当は、自分持ち。
これが、組織選挙の経験がない陣営である。

危ないという自覚がない。
自分がやっていることは、正しいと思い込んでいる。

いい人が一番怪我をしやすいのが選挙である。
さて、警察の動きはどうだろうか。

弁護士早川忠孝の雑来帳「ザッツライッ」

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