猪瀬都政をどう評価するのか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

まあ自分の立ち位置からしか物が見えないから、猪瀬都政が国を批判したから失脚したのだという見方になるのだろうが、猪瀬氏が国の財政規律の緩みを強い口調で指摘していたからと言って、猪瀬氏が革新都政のような立場で国と決定的に対立していた、と評価するのは行き過ぎだろうと私は思っている。

重要な政策で確かに東京都と国は対立する部分はあったが、基本的には保守の枠組みの中での財源の配分の問題で、東京都の税収の一部が東京以外の自治体に配分されること自体は如何に猪瀬氏が抵抗しても阻止できなかっただろうと思っている。

猪瀬都政を承継するかどうかと言うのは、都庁の人事や都政運営の基本方針に関することであって、フルコースさんが指摘するポイントと私が言わんとしているところとは違う。

まあ、分かっていて、財源問題に触れていないから私の立論は空論だと批判されるのだろうから、はあはあ、そうですかね、とだけお答えしておこう。

いずれにしても、各候補者は猪瀬都政をどう評価するのか明らかにすべきだし、有権者の皆さんは、そういうポイントも念頭に置いて誰に投票すべきかを決められるのがいいということである。

よろしく。

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