重要な政策で確かに東京都と国は対立する部分はあったが、基本的には保守の枠組みの中での財源の配分の問題で、東京都の税収の一部が東京以外の自治体に配分されること自体は如何に猪瀬氏が抵抗しても阻止できなかっただろうと思っている。
猪瀬都政を承継するかどうかと言うのは、都庁の人事や都政運営の基本方針に関することであって、フルコースさんが指摘するポイントと私が言わんとしているところとは違う。
まあ、分かっていて、財源問題に触れていないから私の立論は空論だと批判されるのだろうから、はあはあ、そうですかね、とだけお答えしておこう。
いずれにしても、各候補者は猪瀬都政をどう評価するのか明らかにすべきだし、有権者の皆さんは、そういうポイントも念頭に置いて誰に投票すべきかを決められるのがいいということである。
よろしく。
弁護士早川忠孝の雑来帳「ザッツライッ」
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