参議院選挙が終わるまでじっと我慢していた、ということだろう。
江田氏が我慢の限界に来ていたことは傍目からもよく分かった。
渡辺氏は決して人が悪い訳ではないが、組織を束ねる上では重大な欠陥を抱えていることはよく見えていた。
ワンマン、個人商店では先の展望がない。
ここは、江田氏の主張が正しい。
みんなの党の渡辺喜美代表と江田憲司幹事長との間の亀裂は、もはや修復し難いところまで来ているようだ。
1年以上前からこんなことが続いていたのだから、これから先1年も2年もこんな状態が続いたら若い人が駄目になる。
これ以上醜い争いを公衆の面前で繰り広げるのは、愚の骨頂である。
どちらがより多くの支持を集めるのか分からないが、何はともあれここで一気に決着を付けることだ。
争いに負けることを怖れてはならない。
どんな場合も、同志を5人集めればいい。
5人揃えば、求心力が付く。
5人揃えば、新しい政治の流れを作る先頭に立つことが出来る。
チャンスである。
小さくとも、夢のある組織を作ることだ。
金はなくとも、志さえ高ければなんとかなる時代である。
江田氏は既に退路を断っていると思うが、やるなら今だ。
3年後に向けて新しい政治の潮流を作るなら、今である。
今だったら、誰にも迷惑をかけない。
負けて元々である。