20代の若者の投票率を上げるプロジェクトを起ち上げる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

80歳になる三浦雄一郎氏がエベレストの登頂に成功したとのニュースが流れていた。
昨年富士山に初めて登ったが、どんな年齢になっても訓練さえすればある程度の山に登れるものだということは分かったが、今のところ富士山にもう一度登ろうという気はしてこない。
三浦氏が70歳を超えてエベレストに登頂したのがこれで3度目だということだから、如何にこれが凄いことかよく分かる。

80歳になっているが、若いということだ。

身体も若いが、心も若い。
エベレストにもう一度登ろうという思いが心の底から湧き上がってきたのだから、若いはずだ。

三浦氏と同様に実は私も若い。
山に登ることを自分の目標にしたことはないから、私はエベレストに登頂するなどということは一度も考えたことがない。
富士山に一度登っただけで満足している。

しかし、両膝関節置換手術をしてから、いつかは富士山に登れるようにまでなりたいものだと思っていて、去年富士山登山に挑戦してこれに成功したのだから、私も三浦氏と同様に若いと評価してもらってもいいのではないだろうか。

若いかどうかは、その時々の状況によって変わる。
挑戦する心さえ失わなければ、まだ若い。

昨日は、文京区議の上田ゆきこさんの区政セミナーに参加してきた。
「世代間格差と若者の投票率向上策について」という勉強会を開催するという案内をフェイスブックを通じて頂戴していたので、覗いてみる気になったのだ。
参加者は、やはり20代、30代の若者が多い。

しかし、参加者の中で私は別に自分の存在に違和感を感じなかった。
外の参加者以上に私の目は輝いていたはずだ。
行ってよかった。

話を聞いて、また私がこれから取り組むべき新たな課題が見えてきたのである。

「どうやったら若い方々の投票率を上げることが出来るか、どうやって若い方々の政治参加を促すか、等についてその具体的方策を考えてみよう。」
そういう意欲が沸々と湧いてきたのである。

かつて私のブログを「知恵と勇気のホットスプリング」と称したことがあるが、「知恵と勇気と意欲のホットスプリング」、「夢と希望のホットスプリング」と呼んでみたくなるような、そういう不思議な思いに捉われた。
45年前、自治省から富山県庁に出向した時に、富山県の選挙管理委員会の書記に就任し、明るい選挙推進事業、白バラ運動を担当したことを思い出した。

20代の若者の投票率を上げるプロジェクトを起ち上げよう。
そう思いはじめたらもう居ても立ってもいられなくなった。
この思いが消えないうちに、とりあえず書いておこう。
記録しておいて忘れないようにしておこう。

そう思って、起き出してこの一文を書いている。
ちょとした興奮状態にある。

iVote 代表の上中彩慧さんの見事なプレゼンテーションに感激したせいもある。
ああいうプレゼンテーションが自分でも出来るようになりたい。
そういう憧れが私の中に生まれてきたのである。

20代の若者の投票率を上げるプロジェクトの一環として、まずは若い方々のアイデアを公募するプロジェクトを起ち上げる。
今日午後2時から開催する新しい選挙制度研究会のテーマがこれである。
今、そう決めた。

毎日が、こんな調子である。
日々新たなり、ということはこういうことである。