日本の不安材料は、少し遊びが過ぎる安倍総理 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

もうハネムーンは終わったということを知っておいた方がいい。

ニコ動画に出演するのは安倍政権の一つの演出として許されるが、安倍総理が迷彩服を着て戦車に乗り込み愛想を振り撒くのは如何なものか。
安倍総理がタレントに転進しようとしているように見えてしまう。

大事なところで、国防の最高責任者、最高指揮官としての緊張感が些か掛けているのではないかと思われるようなパフォーマンスに走ってしまったのが残念である。

このゴールデンウィークに外遊する閣僚が多いようだ。
閣僚がそうだとすると、一般の国会議員の外遊は相当数に上りそうだ。
昨年12月の衆議院選挙の疲れを癒し、英気を養って7月の参議院選挙に臨む、ということだろうが、北朝鮮が核開発の続行とミサイルの発射を予告し、朝鮮半島における緊張が高まっているというのに日本の国会議員にさしたる緊張感がないように見えるのが不思議だ。

誰かが北朝鮮に対する警戒を解いてもいいとでも言ったのだろうか。

どうも自民党が昨年の衆議院選挙の勝利に驕って弛緩し始めたように思えてならない。
今日の参議院山口補選も自民党に追い風が吹いている状況のままで幕を閉じそうな雰囲気だが、勝って兜の緒を締める、という格言はいつも正しい。

こういう凪のときは、谷垣前総裁ぐらいの固い人、実直で遊びのない人、決して暴走しそうもない人がよかったのではないだろうか。
安倍総理がちょっとはしゃぎ過ぎではないかと思うが、さて如何だろうか。