今回の選挙では落下傘で選挙区に降り立った人が結構多そうだ。
見たところ選挙の応援スタッフはすべて外人部隊、地元に縁もゆかりもない人たち、などというところもある。
こういう陣営は、選挙が終ったらさっと選挙区からいなくなるような気がしてならない。
足が地に着いていないから、幽霊のようなものだ。
風に乗るのには都合がいいだろうが、幽霊のままでは選挙区の有権者が困る。
選挙区に骨を埋める覚悟を具体的に示しておく必要がある。
選挙区内に住まいがない、というのはやがて致命傷になる。
選挙区内に親戚も友人もいないというのも、次の戦いの時に困る。
落下傘に乗り慣れてしまうと、あちらへふらふら、こちらへふらふらと自由に動き回れて気が楽だと思ってしまうだろうが、これは大きな間違いである。
選挙の世界に一歩足を踏み入れた以上は、嫌でもどっぷりと浸かってもらうしかない。
自分で選んだ道である。
もう逃げるわけには行かない。