今日東京都知事選挙が告示される。
選挙の大勢は決まっているようなものだが、松沢氏や宇都宮氏がどんな選挙運動を展開し、どの程度都民の支持を得られるかを注目している。
既成政党の相乗りを嫌う人たちがどういう投票行動をとるか、ということが私の関心事である。
かなり政党離れが進んできているような気がする。
民主党と聞いただけで、ああ、嘘つきの責任を取らない政党、という反応が返ってきそうである。
自民党と聞くと、タカ派の危ない政党、のイメージが強くなってきた。
維新は、石原党のイメージが強くなり、都知事選挙ではプラスマイナスゼロ、というところか。
みんなの党は、妥協を知らない、理屈先行の小難しい政党。
その他の政党は言わずもがな。
無党派層を代表するような政党がない、という感じになっている。
結局、今回は政党の応援を得ないで都民に直接呼びかけるのが一番良さそうである。
都知事選挙が始まると東京の選挙区から衆議院選挙に立候補を予定している人たちの政治家活動が制限されることになる。
自分の街宣車を回すことなど厳禁である。
自分のポスターを貼って歩くことも出来ない。
何も出来ないから、それでは本当に何もしないでいいか。
東京だったら遠慮しないで駅に立ったらいい。
自分の襷やポスターは厳禁だが、朝早く駅に行って、おはようございます、と通行する人々に向かって挨拶することだ。
勿論、夜挨拶することもいい。
こんばんは。お帰りなさい、でいい。
朝から晩まで駅で挨拶するのも悪くない。
駅に立とうとしない人は、駅にも立たないが役にも立たない。
まあ、そんな人はいないとは思うが、今名前が上がっている人の中には選挙がどういうものであるか分かっていない人が混じっているようである。