11月9日の維新・たちあがれの実務者会談が日本の政治を左右する | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

週刊誌やスポーツ新聞の方が本当に近いことがある。
大手新聞社では書けないことをズバリと指摘することがあるから、時にはスポーツ新聞や夕刊紙にも目を通す。

スポニチのこの記事は、まさにその一例だ。

維新側は、たちあがれと維新が合体したちあがれの国会議員が維新に合流しても異存はないと思う。
維新の政策や党の規則をたちあがれの国会議員がそのまま呑めるかどうかは分からないが、石原氏がそれでもいいと言ったら、維新とたちあがれの合体は成る。

11月9日の東京での維新の松井大阪府知事とたちあがれの園田幹事長の会談に維新から浅田大阪府議会議長、たちあがれから藤井孝男参議院代表が同席するというのだから、維新もたちあがれも本気である。

松井氏は維新の実務を実質上仕切っている責任者であり、松井、浅田の二人が合体に前向きであれば橋下氏が自分一人で流れを変えるようなことはしない。
一方のたちあがれの園田氏は元々こういう交渉の時には話を纏める方向に動く、裏方には最適の人だからまず自分から話を壊すようなことはしない。
藤井孝男氏も紳士だから、自分の方から喧嘩を仕掛けるようなことはしない。

実務家肌の政治家同志の会談だから、初めから落としどころは決まっていると見た方がいい。
決裂させるつもりならわざわざ大阪から松井、浅田の二人が上京するはずがない。

石原氏は合体に異存はないはずである。
自分で新党を立ち上げるよりも、たちあがれの5人の国会議員と維新の9人の国会議員団のトップに納まる方が早い。
園田氏、藤井氏の二人が同調するのであれば、たちあがれと維新の合体は成る。

維新とたちあがれが実質上合体すれば、あっという間に老壮青のチームが出来上がる。

現時点で維新が自前で擁立できる候補者は165人程度で、松井氏としてはさらにあと80人程度を上積みできればいいくらいの感覚でいるようだが、新しいチームが出来上がると風景がガラッと変わってくる。
たちあがれと合体した後の新維新で新たに追加公募をやれば、民主からも自民からも名乗りを上げてくる国会議員が出てくる。

橋下氏の大風呂敷がほぼ実現する可能性がある。

こうなるとみんなの党も愚図愚図してはいられない。
選挙区調整ぐらいでお茶を濁していると新維新が候補者をどんどん選挙区に割り振って行ってしまい、みんなの党の候補者の存在感がどんどん霞んでいってしまう。
合体、合流を決めるなら一日も早く、ということになる。

そのくらいに11月9日の会談は大きい。
11月9日の維新・たちあがれの実務者会談がこれからの日本の政治を大きく左右する。

参考:スポニチ配信記事

「たちあがれ日本と維新幹部 合併視野に9日協議へ 

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は6日、たちあがれ日本の園田博之幹事長との政策協議を9日に東京で行うことを明らかにした。これに関連し維新幹部は、協議が石原慎太郎前東京都知事を含めたメンバーとの合流、合併を視野に入れたものだとの認識を示した。

 日本維新幹部は6日夜、たちあがれを母体に石原氏が結成する新党について「今の選挙制度で連携は無理だ。本気でやるなら一緒(の政党)になることだ」と言明。

 また、代表の橋下徹大阪市長が石原氏らとの3日の会談に関し「多数決に従って一致団結していくという物事の決め方に賛同してもらった」と述べたことに触れ「(橋下氏の発言は)一緒になって党内手続きをするという意味だ」と指摘した。合流、合併の合意には至っていないとした。

 9日の協議には日本維新政調会長の浅田均大阪府議会議長、たちあがれの藤井孝男参院代表も同席する予定。松井氏は選挙区調整を念頭に、期限を決めて話し合う意向を示している。

 また橋下氏は、日本維新が脱原発依存の実現に向けたシミュレーションを作成していることを明らかにした上で「これを(石原氏に)説明し理解してもらえる自信はある」と市役所で記者団に述べ、原発政策で一致できるとの認識を強調した。

 橋下、松井両氏らは3日、石原氏やたちあがれの平沼赳夫代表らと会談、協議継続の方針で一致したが、橋下氏はたちあがれメンバーとの連携に難色を示していた。
[ 2012年11月7日 00:28 ]」