著名人の間での議論の決着のつけ方 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これは論争でも何でもない。
慶応大学の池田教授の中部大学の武田教授に対する批判の仕方と、これに対する武田氏の反論の仕方のことである。

真正面からやり取りしていないから、一方的なイチャモンと、これに対する遠回しの弁明で終わってしまう。
その次への一歩、がないのがよくない。

多分このまま放っておくと、いずれは個人的な誹謗中傷文言が現われる。
ブログの世界ではよくあることだ。
匿名だとどんどん表現ぶりがエスカレートする。

文才のある方々での非難合戦は結構凄まじい。
文章自体も過激になるが、ブログの更新回数も急激に跳ね上がる。
同じことを延々と繰り返すようになる。
ああ、不毛だなあ、と周りが思っていてもお構いなしになる。

ウェッブ言論界の長老である池田教授と武田教授の間の論争の行方が心配である。
こういう議論が沸き起こった時は、直ちに直接の対談に切り替えるべきだ。

いずれもブロゴスニュースに掲載されているのだから、ブロゴスの方で対談なり対決の場を用意すべきである。
お互い言いっ放しで、それぞれご自分の発言に責任を持たないというのでは、言論人として問題がある。
もし、直接の対談なり対決もしない、あるいは、させないというのであれば、ブロゴスは池田氏の論稿も武田氏の論稿も転載しないのがいい。

私はそう思うが、如何だろうか。