奇跡を起こすために念を入れる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

若干諦めムードが漂い始めているので、空気を変えるためにこの一文を書く。

私は、菅内閣の交代は必然だと思っている。
多少の紆余曲折はあっても、水は必ず低い方に流れる。
蛇行し始めたからと言って、絶対に川の水が山に登ることはない。

菅総理は、通常国会での紛糾を避けるためにこの通常国会では重要法案、対決法案の審議は回避し、秋に臨時国会を召集して第二次補正予算の審議を行うなどという姑息なことを考えているのではないかという観測が流れているが、そうは問屋が卸さない。
ゴールデンウィークが明けたら、いよいよ針の筵国会の幕開けだと思っている。

いくら菅総理が粘り腰を見せても、大義のない、ただの保身と自己満足の粘り腰では持たない。
テレビの画面で菅総理の顔を見るのが嫌だ、というくらいに国民の嫌悪感が募りはじめたら早い。
いつ菅内閣の支持率が10パーセント台に転落するかだけの問題である。

不信任決議案を出すのは、国民が菅総理にノー、と大声で言う時と見定めておけばいい。
その先頭には、公明党が立つのがいい。
庶民の心を素直に代表しての不信任決議案の提出であればマスコミもそう異論を挟まない筈だ。

もう少しの辛抱である。
その時に備えておけばいい。

奇跡は、起こすものである。
日本の国の再生のためにどうしても奇跡を起こさなければならないという皆さんの念が強ければ、必ず奇跡は起きる。

私の周りでは、ささやかな奇跡が起きた。

売り切れの表示が点いていた自販機に今朝は缶お汁粉があった。
季節外れの暖かい缶お汁粉。
もう今年の冬まで戻ってこないだろうと諦めていた缶入りのお汁粉が戻ってきた。

願えば叶う。
願わなければ叶わない。

そういうことである。

私は、菅総理の退陣を願っている。