民主党政権下でTPP問題に深入りすることの危険 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私はTPP参加積極派ではあるが、日本が農業国であるということは忘れない。


TPPのメリット、デメリットをよくよく検証して、日本の産業構造を見極め必要な手当てを施してのTPP参加でないといけないと思っている。

この問題を経済界や都市部選出の国会議員の頭だけで考えてはいけない。

じっくり地に足をつけて、本当のことを見極める必要がある。


菅氏は観念の人だから、日本の経済全般に責任を負うのにはおそらく荷が重過ぎる。

海江田氏も与謝野氏も東京の人だから、本当の意味では地方が見えていない。

経験が浅い人や観念の人たちが言葉の遊びだけで大事な政策を決定するようなことがあってはならない。


官僚と称される人も、よくよく調べると東京や大阪、京都の大都市生活者ばかり、特定の有名私立高校出身者ばかりで実は地方を知らない、などということもある。

生活実感のない人たちが考えることは、どこか抜けている。


そういった思考の限界があることをよく弁えてこの問題に取り組む必要がある。

農業団体の主張にどの程度耳を傾けるかは、そのこと自体一つの大きな問題を抱えているが、地方選出の国会議員や一般の国民の声に十分に耳を傾ける必要がある。


徳之島選出の徳田議員のブログに寄せられた読者の方々のコメントを読んで、TPP問題の根っこにある問題を是非皆さんでご議論頂きたいと思い、あえてこのスレを立てさせて頂く。

皆さんの活発なご意見をお願いしたい。