本当のことを語る政策秘書が現れた | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

いいことだと思う。


普段から政策秘書に相応しい仕事をしている人が、アエラに本当のことを述べている。

匿名でないところがいい。

本当のことだから、やはりいい。


政策秘書も国から給与を得ている特別職の国家公務員だから、公益のために発言すべきだと思う時はどんどん発言して欲しい。

私は、そう思っている。

政策秘書は、特定の国会議員の個人秘書だなどと思わない方がいい。

本当のことを語るのが公益にかなう時は、どんどん語って欲しい。


民主党の若い国会議員が、やることが無くて議員会館の自室で昼寝している、などということを聞くと、私も腹が立ってくる。

不勉強な国会議員を見ていれば、皆さん、何のために国会議員になったんですか、と声を上げたくなるのは自然だ。


やはり最初が肝心だった。

民主党の山岡幹事長(当時)がどうやら民主党の新人議員の教育を間違えたようだ。


君たちの仕事は、次の選挙に当選することだ、などと、あまりにも本当のことを初めに新人に叩き込むと、最近の若い人は実に素直にそう思い込む。

マニュアルどおりに動く習性がついているから、選挙に役立つ以外のことには関心が薄れていく。

もともとそんなに勉強が好きな人は多くなかったようだから、段々みんな体育会系の選挙マシーンみたいになっていく。


どうやらかつての民主党よりも質の劣化が激しいようだ。

これは、困ったことだ。


ちなみに、アエラに本当のことを語ったのは、憲法円卓会議の事務局を務めている南部さんだ。

憲法改正国民投票法という本を出しているくらいだから、真面目であること、学識が豊かであることは折り紙つきである。

実名を挙げられなかった、さぞホッとしていることだろう。


しかし、これで安心するのは、まだ早い。

これからは、本当のことを語る政策秘書が次々と現れるだろうから。