今朝イチロー選手が今シーズン200本安打を達成したことを知った。
おめでとう、と言いたいが、本当は、イチロー選手はめでたいとかめでたくないという域を超えたところにいるような気がする。
弁護士会の役員選挙のときなどもよくおめでとう、というが、私は、おめでとう、というより、つい、ご苦労様と言いたくなる。
さすがだ。
その感嘆の一言である。
それにしても、大変な業績である。
イチロー選手の日頃の精進の成果である。
凄い。
自分にはとても出来ない。
そういう賞賛の目でイチロー選手の偉業を心静かに讃えるのがいいのではないか。
淡々と喜びを語るイチロー選手だが、10年連続200本安打の道のりはやはり容易ではなかったようだ。
イチロー選手でも苦しんだのだ。
安打製造機のようなイチロー選手も苦しみながら、一歩一歩安打を積み重ねてきている。
途中でブーイングもあったようだ。
マスコミから意地悪されたこともあったようだ。
そういうことを自分からは決して言い出さず、ただ苦しかったこともある、とインタビューに簡潔に答えているのだと思う。
イチロー選手は、よく出来た人だ。
私たちも大事を成し遂げたときには、こういう風に静かに祝いたいものだ。