宙を飛ぶ感覚 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

いつもの道を通って我が家に帰る。

帰る道すがら、一生懸命考えている。


これは、結構大変だ。どうすればいいだろうか。

菅内閣を追い込むのには格好の材料だが、今菅内閣を追い込んだのでは、ますます日本が弱体化する。


中国との問題である。

今朝一番のブログで言及しておいたが、中国政府の横車に対して適切な手を打つ必要がある。

深夜に丹羽大使が中国政府高官に呼びつけられた、などというニュースを聞いて、そこまで日本政府はなめられているのか、と怒り心頭に発したが、その後も中国政府の攻撃は止まない。

次から次へと新たな手段を講じてきて横車を通し切ろうとしている。


困った問題だ。

なるべく早く解決のための出口を見つけなければならない。

このままでは、押し切られるだけである。

いい手はないか。

中国政府との徹底的な対決路線を取った、と誤解されないようないい手はないか。


歩きながら一生懸命考えていた。


ふと気が付いたら、いつもの神明坂を過ぎ、夕陽丘住宅の黒い坂、綿屋の坂も過ぎて、白い坂を上ろうとしている。

これから先は、ラクダのこぶ坂、天神坂、斜めの坂である。

途中の金子坂や神明坂、黒い坂や綿谷の坂を歩いてきた感覚がない。

青葉台公園から空中遊泳して、突然白い坂に来たような感じがする。

実に不思議な感覚である。


ほう、私も宙を飛ぶことが出来るのか。

宇宙人と言われた鳩山前総理は、自分の世界にだけ浸りきっていたため、時々現実離れした発想で、とんでもないことを言い出したのかしら。


大事なことに心を奪われてしまうと、それ以外のことがすっかり頭の中から消えてしまうことがある、ということを知った。

鳩山総理はどんなことに心を奪われたのか知らないが、私にとって対中国問題は、外の何よりも大きな問題として圧し掛かってきている。

対中国問題は、なんとかしなければならない。


こんなことで、中国政府の信頼が特に厚い小沢氏の復権を許すようなことになったのでは、大変だ。

私は、それも心配している。