長妻氏のいいところを活かす人材活用の仕方 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

民主党の国会議員は肉体派とそうでない人との二種類に分けるのがいいのだそうだが、肉体派でない人たちを本当は頭脳派とそうでない人との二つに分けることが出来れば、より人材の活用の仕方が明確になる。


今のところは、民主党には人材が足りない、とだけ言っておこう。


長妻氏が厚生労働大臣を外れたのはよかったと思う。

彼はどうも実務家ではなかったようだ。

物事を仕上げる作業には向いていない。


いくら指示書をたくさん書いても、それだけでは物事は仕上がらない。

指示書を書かないで人に仕事をさせるというコツを、まず学ばなければならない。

指示書をたくさん書く人は、まず自分が指示書を貰って仕事をすることから始めたらいい。

首相補佐官なり、官房長官補佐は案外いいかも知れない。


長妻氏は、あれやこれや細かいことには気が付く人のようだが、人を使って仕事を仕上げる、という大きな作業には向いていなかったようだ。

鳩山氏自らがそもそも政府の仕事には向いていなかったのだから、鳩山氏が人材の使い方を間違ったのも仕方がないか。


私は、長妻氏は決して悪い人材だなどとは思っていない。

経験を積んでいけば、ほどほどに包容力を備えた、筋を通す、有能な政治家に成長するはずだ。

今回、首相補佐官(うん?補佐官ではなくて、幹事長代理らしいぞ)に任命されたのは、本人にとってラッキーチャンスが与えられたようなもの。

そう思って、出直せばいい。


少し辛口が過ぎるかな。


しかし、こういう批判を素直に受け止めてこそ、成長がある。

長妻氏も頑張れ。