丁度ラジオ体操の第一が始まったあたりで雨脚が強くなった。
皆さん暫く我慢していたが、私ともう一人の男性を除いて木陰に避難された。
今日の参加者は、30人から40人というところか。
しかし、皆さん手抜きはまったくされない。
木陰で雨を避けながら、手足を存分に伸ばして運動されている。
ラジオ体操を継続されている方は、手抜きをすることが嫌いな方々である。
青葉台公園ラジオ体操の創始者である元校長先生の金子さんが口を酸っぱくして指導されてきた成果であろう。
金子さんの後、ラジオ体操の指導を買って出られた本橋さんや塩野さんの顔も見えるのがいい。
一時期入院されたりしてラジオ体操に顔を見せられなかったが、皆さん、復帰されている。
後遺症でまだ左手が思うように上がらない、ジャンプはしない、などという変化はあるが、それぞれの状態で最善の身体運動を続けられている。
一生懸命の人たちの姿は、周りに実にいい影響を与えている。
これまでの指導者の方々の様子を見て確実に言えることがある。
ラジオ体操を継続する人たちは、健康で、病を克服する力を持っておられる。
そして、皆、幸せである。
雨が降ろうと槍が降ろうと欠かさずラジオ体操の会場に出てくる人は、皆、素晴らしい。