朝方までテレビの開票速報に釘付けになっており、頭がふーらふらしているが、とりあえずいつもどおりラジオ体操会場に行って、戻ってきた。
皆さん、今回の選挙結果には納得されているようだ。
危機と戦うセーフティネット政策議員連盟の仲間の片山さつき氏が早々と当選を決めたのには、驚いた。
よく、あの逆境を跳ね返したものだ。
また一段大きくなられたようで、嬉しい。
島尻さんも沖縄から当選。
良かったと思う。
私が仕事を共にする人は、どちらかと言うと、女性や私より遥かに若い人が多い。
これで参議院には、セーフティネット推進派の森雅子、丸川珠代、片山さつき、島尻安伊子の4人が揃った。
いいことである。
みんなの党から立候補した仲間では、小野次郎、水野賢一の2氏が当選した。
改革推進派の仲間である。
新党改革から立候補した萩原誠司氏とみんなの党から立候補した清水鴻一郎氏は、残念ながらいずれも当選に届かなかったが、とにかく健闘された。
この二人は、自民党を刷新する第三世代の会の同志だった。
今回の参議院選挙の結果は、まさに国民の厳粛な審判によるものだったと思っている。
見事なものである。
民主党が暴走することがないよう、きちんとブレーキをかけている。
これが一番ありがたいことだ。
自民党に対してもちゃんとブレーキを利かしている。
自民党は確かに一応の勝利は得たが、しかし、比例区の得票では民主党に大きく遅れている。
これからは、無条件で自民党に票を入れる人は少ない、ということをよく認識しておくべきだろう。
自民党ブランドは既に消滅し、これからは人物本位、政策本位になる、という予兆である。
候補者公募を実施し、世代交代を実現した選挙区で自民党の新人公認候補が勝利を収めた、ということは特に重要である。
公募による候補者選考に敗れた現職が政党を変えたり、あるいは無所属で立候補しても、公募候補者には勝てない、ということが明らかになったのはとてもいいことだと私は考えている。
自民党の中で新陳代謝が進んできた、ということが段々見えてきたのが、ありがたい。
それなりの努力をしてきた成果が、今回の参議院選挙の結果に見事に現れている。
私は、そう評価している。
こういう新しい事態を踏まえて、さてこれから何をどうするか、ということについては、おいおい考えていきたい。
まずは、このあたりで一休みしよう。