他人の身体をいくら抓っても、ちっとも痛みを感じない。
そういうものだ。
宮崎県で口蹄疫被害が拡大していても、お茶の間に十分情報が届かないと、まるで他人事。
地元では大童のようだが、東京では殆ど話題に上らない。
申し訳ないくらいだ。
鳥インフルエンザのようなパニックにどうしてならないのか、実に不思議だ。
マスコミが全く報道しない。
農水省も表に出てこない。
農水省の担当者が記者会見に応じることを禁止されているから、現場の情報が外に漏れてこない、ということだろうか。
もしそうだったら、農水省の政務三役の責任は重大だ。
国の役所がサボタージュをし始めているんじゃないか、と心配している。
政務三役の指示待ちになって、農水省としての対応が後手後手になってきてはいないか。
官僚バッシング、役人叩きが行き過ぎて、仕事への誇りとか情熱を失った役人がただただ政治家の顔色を窺い、何もしないで指示が下りるのを待っている。
そんな状態になっているのではないか、と私は本気で心配している。
政府がワークしなくなっているのではないか。
宮崎の方々や現職の公務員の方々の本当の声をお聞きしたいものだ。