新党設立の要には平沼赳夫氏がなるのが相応しい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

亀井静香氏が、またぶち上げた。

なかなか勘がいい人だ。

新党を設立するのなら今年中でなければ殆ど意味がない。

そのことを承知の上で先手を打っている。


「国民新党、日本新党、平沼グループで新党を立ち上げる。」


どうやら関係者への根回しはまだのようだが、今の政治情勢の中で第三極の重要性はますます高まっている。

皆きっかけを待っているが、そのきっかけが見つからない、見つけられないで悶々としている。

そういう人たちの機先を制しての一発である。


しかし、亀井氏は、明らかにマキャベリスト。

新党運動の旗頭には相応しくない。


今求められているのは、理念系の指導者である。

一貫して保守の再生を訴えている理念型の政治家と言えば、平沼赳夫氏である。

もともとは同じ自民党の同じ派閥に属していた政治家たちであるが、亀井氏がいたために常に平沼氏は一歩退いていた。

亀井氏と平沼氏がここで合体しても、平沼氏のいいところが消されてしまうだろう。


私は、間もなく鳩山内閣の命運が尽きるような気がしてならない。

来年の参議院選挙までにどうしても第三極を作っておいて貰いたい。

そして、その要には、平沼氏が座ることが大事だ。