大臣病の恐ろしさ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

民主党と社民党、国民新党の連立政権ではっきりしたことは、やはり国会議員は大臣病に罹りやすい体質だということ。


この病は、怖い。

結果的に民主党の中に派閥政治をもたらすことになる。

ポスト争いが激しくなると、いつしか権力者に阿る集団が出てくる。


権力者、実力者には絶対に逆らわない一群の人たちが、やがて軍団と呼ばれるようになる。

政策よりも政局になってしまう。

国政よりも目先の選挙になってしまう。


3党の連立などしなければいい。


福島瑞穂氏が単なるミーハーのように見えてきた。

「あのポストが欲しい。」

それこそ、さもしい、の一言だ。


亀井静香氏は利権官庁の大臣ポストになど就けてはならない。

どうしてもお金の臭いが付いて回る。

余計な詮索を招くことになるから、就けるとしたら行政改革担当大臣とか内閣でもっとも損な役回りを引き受ける大臣ポスト。

せめて伸内閣には清新さを失わないで欲しい。


スターを並べる、などと前口上はいいが、中身バラバラの個人プレー連続、チームとしての一体性が感じられないような内閣は作って欲しくない。


一番大事なポストは、法務大臣だ。

未だに名前が具体的に上がってこない。

ここは、有識者に登場していただくのがいい。

新内閣の死命を制するのは、やはり法務大臣ポストである。


分かっているかな。