外交・防衛・安全保障の基本理念が異なるところと無理に数合わせをする必要はない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

民主党新政権は、社民党、国民新党との連立のために、政策協議機関の設立に代えて党首クラスの協議の場を設けることを検討しているらしい。


そんな無駄なことは、やめた方がいい。

参議院で過半数を獲得するための連立政権協議だが、これからはどの政党であっても党利党略で政権の足を引っ張り、国民の利益に反するようなことはすべきではない。


政局よりも政策。

それぞれの国会議員は、一部の者の部分益よりも、国民全体の国民益、国益を第一に考えて行動すべきである。


民主党は、少なくとも4年間は政権を担当することになるのだから、ここは大きく構えて、外交、防衛、安全保障の基本理念を共有できる仲間を増やすべきである。

自衛隊を違憲と主張する社民党と連立を組むのはおかしい。

勿論連立を組むのは相手としては願ったり叶ったりだろうが、ことは国家の基本に関わることである。


新政権の首根っこを押さえられるようなことは、すべきではない。

私は、そう思う。


国民新党はぬえ的な政党なので、こことの連立も疑問だ。

亀井静香氏も腕力のある政治家だが、権謀術数の臭いが付いて回ることは否定できない。

まあ、止めておいた方が無難だ。


民意を受け止めたのだから、ここは無理をしないこと。

これからは、力で押すのではなく、あくまで理で押すこと。

絶対に、利ではない。