公務員制度の改革は着実に進んでいる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

おはようございます。


公務員制度改革について率直なご意見有り難うございました。

市町村の窓口にいる職員の職場に未だに多くの皆さんが不満を抱いておられることを知りました。

昔から指摘されていたことですが、地方公務員の職場こそ市民目線での改革が必要なようですね。


国家公務員制度について、国民目線での改革が必要なことは、皆さんのご指摘のとおりです。


まず、縦割り行政の弊害を改めなければいけません。

公共工事の配分や補助金行政で利権官庁化している役所は、解体が必要かも知れません。

いわゆる族議員がはびこってきた要因を一つ一つ取り除いていく必要があります。

政官業の癒着、官僚の天下り問題、さらには採用時の成績でその後の昇進のコースが決まってしまい、年功序列、終身雇用の中で有用な人材の活用がされていない実情等のご指摘もありました。


これらのことは、確かに改めていかなければならないことです。


総務省や各省における行政評価の厳格実施、会計検査院の機能及び権限の強化、国会の行政監視監視機能の充実、一連の特殊法人改革、特別会計の見直し等で、私は着実に公務員制度の改革は進んできたと考えております。


いよいよ再就職(天下り)先の斡旋も今年の12月をもって終了します。

幹部職員に成績優秀な女性を多く登用する、という方針も着実に進められております。

何よりも、民間で出来ることは民間で、という構造改革がよくここまで進んできたものだ、と感心しております。

任期付き公務員として民間から多数の有用な人材が役所の中に入った、というのも画期的なことです。


慌てることはない。

一歩一歩着実にこの改革を進めればいい。


目の前の公務員の姿を見ながら、そう思っております。

法務大臣政務官は、特別職の国家公務員だから、特にそう思うのでしょうか。