この人の語彙力は凄い | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

こういう人が自由に自分の思い通りの政治活動を展開できるようになるといいのだが、と思う。

前にも一度取り上げたが、元出雲市長で民主党の衆議院議員である岩国哲人氏のことだ。


本会議の開会を待つ間に色々な書類に目を通す。

その中に、岩国議員の「一月三舟」というコラムのコピーが入っていた。

民主党の現職国会議員だから自民党に対しての辛口コメントが満載なのは止むを得ないが、しかし、読んでいて思わず、くすり、とするような文章に出くわす。

この人の文書力、語彙の豊富さ、エスプリの利かせかたは、凄い。


こういう人とは、所属政党の立場を超えて本音で話がしたいと思う。

ある種のサムライである。


永田町の英語辞典、という見出しで、次のような一文が載っている。


「政治に期待し、熱狂する米国と冷め切った日本。オバマ支持率79パーセントの米国と麻生不支持率が79パーセントの日本。日米政治の違いをいやという程に見せ付けられた1月20日だった。

国民が心を合わせ、一つになれるリーダー(指導者)を持つ国だからこそ、チェンジにエンジンがかかる。

翻ってわが国日本。「リーダー」は永田町の英語辞典ではREADERと書かれていて、もっぱら官僚の原稿を「読む」人で、「指導者」ではない。

この長年の誤訳はいつになったら訂正されるのだろうか。」