天皇誕生日の祝典で鳩山由起夫氏ご夫妻と同席 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

天皇陛下が体調を崩されたという報道で心配していたが、昨日皇居で天皇陛下の誕生日をお祝いする祝典が開催された。


招待客は、国会議員や政府の要職にある者。

国会議員は、数が多いので抽選で決める。

今年は天皇誕生日のお祝いにどうしても参上したい、と願っていたから、こんな嬉しいことはない。


体調が不調で心配かけましたが、健康が回復していくものと思っております。


こういう風なご挨拶だった。

まだ本調子でないのに、無理を押して祝典にお出ましになっているのかな、と思う。

ご自分の体をいといながら、しかも全身で、国民に向けて常に暖かいメッセージを発信されようとされている。


晴天に恵まれた中での天皇誕生日の祝典だった。

なにかいいことがあるかも知れない。

そんな予感がしていたが、会食の会場で私ども夫婦の前に鳩山由起夫氏ご夫妻が座られた。

民主党の幹事長とこんなに身近なところで長時間一緒に食事をすることが出来るとは、思ってもいなかった。


私は、仕事の時はともかく、何もないときに初対面の人に話しかけたりするのが苦手な方だ。

特に、とかく対立関係にある民主党の幹事長と話をすることなど考えたこともないが、女性は凄い。

鳩山由起夫氏の奥様と家内が親しく話をしている。

奥様が実に魅力的だ。


鳩山由起夫氏が実はかなりシャイな人物であることを知った。

マスコミを通じて流れてくるのはいつも自民党に対して激しく攻撃的な言動をしているとき。

少々憎たらしく、ちょっとその物言いは間違っているんじゃないの、などと思っていたが、まあ、それはご自分の立場がそう言わせているのか、と納得した。


女性がのびのびとしている家庭は、それだけその家庭が円満で思う存分仕事が出来る環境にあるという証拠。

職場でも地域でもそのことは変わらない。

民主党の国会議員の顔が少なかったが、鳩山氏と同席できたのは良かった。

鳩山氏の良さがよく分かった。


この人にはまったく悪意がない。

自分の良いと信じたことを、素直に実行しようとする。

これが良家に育った人たちの共通の資質なのだろう。


その反面、鳩山氏の弱いところ、足りないところも見えてきた。

あ、人がいいから、こりゃあ騙されやすいぞ。

裏切りに会いやすいな。

強かな参謀が必要だ。


この人に必要なのは、どうやらどんな苦難の道でも共に乗り越えていく胆力と戦略を持った参謀役、少し年上で社会の荒波をくぐってきて、しかも私利私欲のためには絶対に動かない人。


うーん。鳩山由起夫氏と与謝野馨氏を組み合わせたら、面白いな。


(単に天皇と表記したところ、ここは天皇陛下とされては如何か、と暖かいアドバイスを頂戴したので、天皇陛下と明確に尊称で呼ばせていただくことにした。)